デイサービスはぁとでは、施設内通貨「はぁと通貨」を導入しております。
ご利用者様には、毎月初回利用日に1000はぁとをお渡しします。来所時には100はぁと差し上げます。口腔ケアや、タオルたたみなどの生活リハビリを行なうと通貨を稼ぐことができ、マッサージや喫茶タイムなどでも使用できます。稼ぐ!貯める!使う!楽しみながらリハビリに励みましょう。

---

はぁと通貨とよびます。本物のお金のイメージでデザインや紙質、紙幣に肖像を入れることにもこだわりました。
紙幣の肖像は、はぁとの代表です。人間は「顔」を認識しやすいので受け入れやすいとの思いで作成しています。

---

予想以上の効果に驚いています

---

はぁと通貨の導入により、利用者様同士で通貨を数えられたり、支払いをする時に隣席の方が手伝ってくれたりと、利用者同士の交流にも役立っています。
通貨を稼ぐためのリハビリへの意欲や、支払いをチェックする意欲、通貨を支払うことによる満足感が得られています。また、枚数を数えることで計算していくことが頭の体操になっています。
半年に1回の通貨貯金額のランキングを出し表彰されるために、リハビリに意欲を出される男性の方が多くみられます。

---

---

スタッフからの声

---

はぁと通貨を使うことにより、リハビリや歯磨きを頑張られるようになりました。
ご利用者様がはぁと通貨でご家族やケアマネにコーヒーのご馳走をされることがありました。一日に何度もはぁと通貨を取り出して数えている方もいらっしゃいます。
はぁと通貨の支払いが多いマッサージのために、はぁと通貨を貯めてみえる方がいらっしゃいました。

施設内通貨が脳を刺激し認知症の予防にも効果的です

通貨を稼ぐ・好きなことに使う・目的をもって貯める、という行為が脳の「報酬系」を刺激し、やる気を発揮する「ドーパミン」という神経物質の分泌を促進するそうです。
「報酬系」というのは、脳が欲求に満たされたときに活性化して、快の感覚を与える神経系です。この報酬系が活発になると記憶力が高まり、学習のみならず、高齢者の記憶力維持や認知症の予防にも有効であると言われています。

---